中国軍幹部「空母、今年中に就役」、南シナ

中国海軍副司令官の徐洪猛・中将が9日、北京で朝日新聞記者らの取材に対し、試験航行をしている中国軍の初の空母ワリャーク(約6万7千トン)が今年中に就役予定であることを認めた. 就役が遅れるとの見方もあったが、当初の計画通り建造が進んでいることを示す発言だ. ワリャークは昨年8月以降、計4回の試験航行をしている. 就役後はベトナムなどと領有権問題を抱える南シナ海に配備されるとみられる. (北京=峯村健司).