asahi.com(朝日新聞社): 台湾

台湾総統選は14日投開票され、国民党の現職、馬英九(マー・インチウ)総統(61)が最大野党・民進党蔡英文(ツァイ・インウェン)主席(55)、親民党の宋楚瑜(ソン・チューユイ)主席(69)を退け、再選を果たした. 経済を中心に中国との関係改善を進めた馬氏の実績が認められた形で、2期目もこの方針を継続する見通しだ. 馬氏は同日夜、台北市内の国民党本部前で「これは私個人の勝利でなく台湾の人々の勝利だ」と宣言した. 蔡氏は選挙結果を受け、党主席辞任を表明した. 中央選挙委員会によると投票率は74.4%. 馬氏の得票率は51.6%、蔡氏が45.6%. 中国は、国務院(政府)台湾事務弁公室が新華社通信を通じ「両岸(中台)関係の平和的な発展は正しい道であり、多くの台湾同胞の支持を得た」と再選を歓迎する談話を発表. 今後、台湾統一をにらんで、経済面だけでなく政治面での対話を求め、2期目の馬政権に圧力をかける可能性がある. 27日、静岡大会決勝 常葉橘4―3静岡商) 常葉橘の強攻策が功を奏した. 同点の7回無死一塁. 志水のバスターで一、二塁とし、続く主将城戸の右前適時打で勝ち越した. 「持ち味は野球を細かく動かすこと」と城戸が言うように、仕掛けどころを逃さなかった. 計3点を奪い、3度目の甲子園出場を決めた. 左足骨折の4番西川を欠き、この日の長打は0本. それでも勢いに乗った打線は止まらない. 「目標はベスト8」と黒沢監督. チーム初の快挙を目指す.