asahi.com(朝日新聞社): 原発

東京電力福島第一原発事故を検証する国会事故調査委員会黒川清委員長は16日、事故発生時に政権中枢にいた政治家からも公開で事情を聴く考えを示した. 政府の事故調が原因究明を優先しているのに対し、責任追及の姿勢を打ち出す. 東京都内で開いた同委の2回目の会合後の記者会見で語った. 当時の菅直人首相や枝野幸男官房長官海江田万里経済産業相らが対象. こうしたメンバーの委員会招致を黒川氏は「検討事項に入っている」と述べた. 招致時期は「一番大事なのは何を質問するかだ. 相手はベテランだ」と指摘. 準備に時間をかける必要があるという認識も示した. 政治家が参考人として出席に応じない場合、国会事故調は証人として出席を強制する議決を衆参両院の合同協議会に求めることができる. 一方、政府事故調はこれまで東京電力や政府関係者、科学者ら456人に原則非公開で聞き取りを実施. 黒川氏は「どういう人に聞いたか、リストを請求できるのか、お互い接触している」として、連携を強めていく考えだ. 藤村修官房長官20日の記者会見で、「17日に東京都から(尖閣諸島)上陸の要請書の提出があった」と述べ、都から上陸許可の打診があったことを明らかにした. 要請書に上陸の予定者や日時などを記すよう求めているとし、「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理という目的を勘案して対応を判断する」と語った. 大リーグは30日、ヤンキースイチローオリオールズ戦に8番右翼で先発し、7回の第3打席で移籍後初、大リーグ通算100号となる今季第5号ソロ本塁打を右翼へ放った. 試合は4―5で敗れた. ブルワーズの青木はアストロズ戦に1番右翼で先発. 7回に左前に適時打して8―7の勝利に貢献した. マリナーズの岩隈はブルージェイズ戦で5度目の先発登板.