丹波竜の下あごの骨の化石発見 兵庫、発掘

体長十数メートルとされる国内最大級の大型植物食恐竜「丹波竜」を発掘している兵庫県人と自然の博物館(三田市)は23日、丹波竜の下あごの骨の化石を見つけたと発表した. 約5年前の第1次発掘調査で採集し、博物館の展示室に見本として置いていた岩の塊から出た. 博物館によると、丹波竜と同種の長いノドを持った竜脚類で、あごの骨がみつかったのは国内初という. 丹波竜は2006年、兵庫県丹波市の前期白亜紀の地層「篠山層群」(約1億1千万年前)で初めて見つかった. 以来、翌年から今年まで6次にわたる発掘調査が続けられ、頭骨の一部や歯、尾などの化石を発見. 今回の化石は、07年2~3月に採集した岩塊の砂や泥を取り除く作業をしていて見つけた. 右下のあごの骨とみられ、長さ約18センチ、高さ約6センチ、厚さ約1.5センチの板状. 先端部に歯が生えていたとみられる直径約1センチ、深さ1~2センチの6個の穴があった. この骨の形状から、下あごは約40センチの長さだったと推測できるという. 高校総体第4日は31日、新潟など北信越4県で9競技があった. 陸上の男子5000メートル競歩は、松永大介(横浜)が21分17秒05で初優勝. 400メートル障害の女子は滝沢彩(長野)が58秒27の大会新で2連覇を飾り、男子は松本岳大(兵庫・加古川東)が制した. 400メートルリレーの男子は兵庫・滝川二(間処、三崎、段林、魚里)が、女子は東京(鈴木、藤森、高森、中嶋)がそれぞれ勝った. 自転車の1キロタイムトライアルは瓜生崇智(熊本・九州学院)が1分6秒790で優勝した. サッカー男子は3回戦があり、昨年準優勝の静岡学園など8強が決まった. 節電の夏を前に、昔ながらの涼感が人気のステテコをPRするファッションショーが26日、滋賀県高島市のホテルで開かれた. おじさんの下着のイメージが強いステテコを、華やかにデコレーションした通称「デコテコ」の作品コンテストもあり、一般公募の20点をプロのモデルがクールな着こなしで披露した. サッカサッカーボールー用品通販 高島市の伝統産業で、江戸時代が起源の綿素材・高島ちぢみはステテコに欠かせない素材で、生地表面の凹凸がサラリとした肌触りを生む. 昨夏は「節電ビズ」として注目を集め、デザイン性を向上させた女性用のステテコも登場. 近年は安価な中国製品に押され気味で、「好機を逃すな」と地元の生産団体などが協力して今回のショーが企画された. この日は、応募があった計233点から1次審査を通過した2部門の各10点が登場. 観客の人気投票で賞を決めた. (成田康広).