中国、南シナ海でも防空圏検討 西沙諸島も

中国が東シナ海に続き、周辺諸国・地域と領有権問題を抱える南シナ海でも防空識別圏の設定を本格検討していることがわかった. 空軍の事務レベルですでに原案が作成され、中国が実効支配する西沙(英語名パラセル)諸島を囲む空域を軸に、南シナ海のほぼ全域を覆う空域近くまで広げることも視野に入れている. 中国政府関係者らが朝日新聞の取材に明らかにした. 原案は、東シナ海の識別圏原案を担った空軍の幹部養成・研究機関である空軍指揮学院(北京市)を中心にまとめられ、昨年5月の段階で軍上層部に提出された. 関係者によると、原案では①中国の領海基線の有無②中国軍機やレーダーが識別能力などを発揮できる範囲かどうか、が重要な基準になったという. 中国は1996年5月、西沙諸島に、国家主権が及ぶ領海の幅を測定する際の根拠となる「領海基線」を独自に設定した. ただ、中沙諸島南沙諸島では領海基線を公表しておらず、南シナ海識別圏の最小範囲の南端は「西沙諸島の周辺空域を含む範囲」とされた. 政府系研究機関幹部は「西沙諸島であれば中国の根拠を国際社会に説明しやすい」と話す. 愛知大学野球の1、2部入れ替え戦は12日、名古屋市の瑞穂球場で3回戦があり、日福大(2部1位)が名商大(1部6位)を破って通算2勝1敗とし、2007年春以来14季ぶりの1部復帰を決めた. 日福大は4回、葛西(4年、三好)の適時打で勝ち越し、中盤以降も着実に加点した. 名商大は来季、07年春以来の2部転落となった. ◇ 日福大7―1名商大. 松原仁民主党国対委員長 情報公開法改正案は国民の知る権利を担保するうえで極めて重要だ. 一方、今の特定秘密保護法案は国民の知る権利を侵害し、政府の独断専行を許すという危惧を多くの国民が持っている. 情報公開法改正案の趣旨説明は我が党の枝野幸男さん、特定秘密保護法案の趣旨説明は自民党森雅子さんということで、同じ(東北)大学出身だ. 同じ大学でも自民党の森さんは特定秘密を言い、民主党の枝野は情報公開を言う. ここに自民党との根本的違いがあることをかみ締めながら、国民の利害を主張したい. (国会内での党代議士会で).