1円玉と5円玉の製造、14年度に再開 消

中日の契約更改は14日、故障者を中心に6人が交渉に臨んだ. 前日とは一転、大幅減俸が相次いだ. 前季10勝を挙げながら、今季は右ヒジの手術もあり9試合で2勝4敗に終わった山内は減額制限(25%)を超える52%、2200万円減の2千万円で契約を更改した. 「今シーズンはチームの力になれなかった. しょうがないなと思っている」とがっくり. 5試合で防御率5・61の岩田も46%減の1500万円でサイン. 「結果を出していないし、当たり前の査定」と話した. これで谷繁選手兼任監督と、病気で交渉日が延びた若松を除く54人の契約交渉が終わり全員が更改した. (金額は推定). 財務省は、コイン収集家向けだけだった1円玉と5円玉の製造を2014年度に再開する方針だ. 交通系ICカードの「Suica(スイカ)」「PASMO(パスモ)」などの広がりもあり、ここ数年は「貨幣セット」に限っていたが、消費増税で小銭の出番が増えると判断した. 1円玉の本格製造は5年ぶり、5円玉は6年ぶりとなる. 製造のピークは消費税が導入された1989年度で、1円玉を約28億枚、5円玉を約11億枚つくった. ただ、その後は徐々に減り、昨年はセット向け各66万枚にとどまっていた. 消費税率は来春に8%に引き上げられる. いまの5%と比べて1円単位の「端数」が出やすい. 財務省は金融機関やスーパーなどに聞き取り調査し、年末までに製造枚数を決める.