asahi.com(朝日新聞社): 死刑

小川敏夫法相は13日の就任会見で、死刑執行について「法相の職責であり、大変つらい職務だが、その職責をしっかりと果たすのが責任だと思う」と述べた. 死刑は2010年7月に当時の千葉景子法相が命じて以降、執行のない状態が続いている. 確定死刑囚の数は12日時点で130人にのぼる. 平岡秀夫前法相らが呼びかけた制度存廃を巡る国民的議論については、「議論は重要で期待しているが、議論をしているから職責を果たさないわけではない. 職責そのものは果たす」と語った. オウム真理教の元幹部・平田信容疑者が出頭したことで、松本智津夫元代表ら13人の死刑執行に影響があるかを問われると、「証人として証言を聞く必要も一般論ではあり得るので、考慮する必要があるのかなと思う」と述べた.