サントリー、米「ジムビーム」を1兆650

稲垣千駿】顔は子どもなのに、体はミツバチ. そんな不思議なモニュメントがJR大分駅にお目見えし、インターネットなどで話題をさらっている. デザインしたのは、あの奈良県ゆるキャラせんとくん」を生んだ彫刻家の籔内佐斗司さん(60). さて、その正体は――. このモニュメントがJR大分駅の改札口付近に設置されたのは今年3月17日. 駅の高架開業1周年を記念してだった. 直径32センチ、高さ25センチの透明なケースに収まっている. 名前は「ぶんぶん童子」と命名された. 駅構内では週末、家族連れなどを乗せて走るミニトレイン「ぶんぶん号」がある. 地元の旧国名「豊後(ぶんご)」と「大分」の「分」にちなんで名付けられたミニ列車で、このモニュメントも子どもたちの笑顔を見守るシンボル、という意味を込めた. サントリーホールディングス(HD)は13日、「ジムビーム」などのブランドを持つ米蒸留酒大手「ビーム社」を総額160億ドル(約1兆6500億円、ビーム社の負債を含む)で買収することで合意したと発表した. 両社の蒸留酒部門の売上高は約43億ドル(約4400億円)で、世界第3位になる. 日本企業の海外企業買収では、日本たばこ産業による英ギャラハー社の買収などに匹敵し、過去最大規模となる. 発表によると、サントリーはビーム社の全株式を現金で取得する方針. 買収資金は手持ち資金と銀行からの借り入れでまかなう. 1株あたりの価格は83・5ドルで、過去3カ月の平均株価を24%上回っているという. ビーム社の株主や規制当局の承認などをへて、今年4~6月に買収手続きを完了する予定だ. ソウル=中野晃】韓国・大延坪島(テヨンピョンド)砲撃事件から23日で3年になるのを前に、北朝鮮軍の西南前線司令部報道官は22日、談話で「無謀な挑発が再発すれば、延坪島の火の海が青瓦台(大統領府)の火の海に、統一の戦いの火の海につながる」と警告した. 朝鮮中央通信が伝えた. 一方、韓国軍は同日、北朝鮮軍が同島を再び砲撃したことを想定した演習を行った. 国防省副報道官は「(北が挑発すれば)即座に支援、指揮拠点も含めてたたく」と述べた.