ダットサン"復活☆ ~日産の世界戦略~

最新の情報ではないのですが、ちょっと気になったのでこちらの話をご紹介です. "ダットサン(DATSUN)". 50代以上の方ならば誰もが知っているかつて一世を風靡した 日産(NISSAN)車のシリーズ . 今でも人気のある "ロードスター" や "ブルーバード" 、 "フェアレディーZ" も実はもともとダットサンシリーズから発売されていたそうです. こちらが当時の < ダットサン14型ロードスター> 昭和10年発売 ロードスターはもう80年くらい前から発売されていたのですね. おどろきです. そしてこちらが クラッシックなデザインですが今見てもスポーティーでかっこいいですね. そんなダットサン. 復活するようです☆ ■日産「ダットサン」復活へ 新興国向けに14年発売 日産自動車カルロス・ゴーン社長は20日インドネシアの首都ジャカルタで記者会見し、創業期の代表的なブランド「ダットサン」を新興国向けに復活させ、低価格車を発売すると発表した. 日本の自動車大手で新興国専用ブランドを設けるのは日産が初めて . まずインド、ロシア、インドネシアの3カ国で2014年に売り出す. ゴーン社長は「ダットサンは手ごろな値段で信頼性が高い車の代名詞だ. このブランドで低燃費の安い車を提供する」と述べた. ダットサンは1981年に「ニッサン」ブランドに統合された. 日産は現在、高級車向けに「インフィニティ」のブランドがあり、特徴を分けた三つのブランドを持つことになる. 引用: 朝日新聞 "なんで今更?"と思うかもしれませんが、 初めて発売された1931年に作られた"当時のコンセプト"を見れは一目で納得です. 当時ダットサン車は、 1)国産車である 2)値段が安い(価格: 1350円) 3)日本の道路事情に適している 4)燃料費が安い 5)無免許で運転できる(当時気筒容積が750cc以下の自動車は運転免許が不要だった) 車はなかなか高くて買えなかった当時. そんな日本国民のニーズに合致した" 皆の手に届く車 "であったことがよくわかります. そこで、現在. アジアを中心とした新興国が今急成長中. かつてダットサン一世風靡した 当時の日本と類似 しています. ですから、先ほど上げた 5つの点のうち特に2, 3, 4は新興国のニーズにまさに合致 . 素晴らしい. さすが 2011年度の役員報酬番付日本第一位の カルロス・ゴーン氏 . 引用: IROIRO そんなニッサンですが、 具体的な今回の"ダットサン復活計画"ですがざっくりした戦略はこんな感じのようです. ■復活ダットサン、"新興国の視点"で自動車産業を進化 日産自動車が2014年に新興国専用ブランド「ダットサン」を立ち上げ、まずはインド、インドネシア、ロシアの3カ国の市場開拓へ攻勢をかける. インドでの価格は50万円前後とする見通し. こうした超低価格をテコに、16年度まで3カ国での日産の新車販売台数に占める「ダットサン」の比率を3分の1から2分の1程度と事業の柱となる存在に高めていく. 「自動車の世界市場の3分の1から半分を占めるのはブラジル、ロシア、インド、中国(BRICs)をはじめとする新興国だ. 新興国の市場は今、発展の過程にあり、日本で半世紀前に目にしたモータリゼーションの歴史が繰り返されようとしている. 日本の1950~60年代は、経済成長のなかで非常に意欲的で前向きな中流層が拡大し、自動車に対する需要が盛り上がった. そのとき、モダンで丈夫、値段も安くて敷居の低い車として『ダットサン』が生まれた. 消費者ニーズに密着したブランドだったのだ」 「今、BRICsだけでなく、インドネシアや中東、アフリカ諸国でもかつての日本と同じ現象が起きている. 人口の大部分が豊かになり、消費に前向きになっている. 日産にはかつてのモータリゼーションを『ダットサン』で支えたノウハウがあり、新興国の成長を取り込めるはずだ」 引用: 日経新聞 まさに"鉄は熱いうちに叩け". 今は販売価格50万円前後ということで薄利ではありますがシェアを増やしてブランド価値をその国に根付かせる. それを第一ステップとしているようです. かつて日本で成功したことのある方法. 遠いところに答えがあるわけではなく、意外と身近な"過去"に答えがあるのかもしれません. 経済が停滞している日本. 国の政策の失敗としか思えませんが、 もしかしたら今回のダットサン復活のように政治も" 過去 "にヒントがあるのかもしれません. ありがとうございます. サンダーバード』に感銘を受けた『サウスパーク』でお馴染みのトレイ・パーカーが人形劇で描く超がつくほどのブラックコメディー. 風刺の効きまくったストーリーと、あの問題のベッドシーンのおかげでこの作品はDVDになっても18禁のレーティングが付いているんですよね. でも最初から最後まで大爆笑させていただきましたよ. アメリカは世界の警察だと自負してイラクやアフガンだけでなく世界中で好き勝手して迷惑を掛けている事実をオブラートに包むことなくストレートに表現しているところがとにかく面白かったです. だっていきなりパリでエッフェル塔を倒壊させて凱旋門を潰し、テロリストが逃げ込んだという理由だけで歴史と権威あるルーヴル美術館を破壊するんですもん. しかもそれだけで飽き足らず、エジプトに行けばピラミッドはおろかスフィンクスまで破壊する始末. 歴史の浅いアメリカが世界遺産を容赦なく破壊するブラックさ、恐ろしすぎますよ また世界同時テロ計画の黒幕が金正日になっているのも凄いです. 名前を少し変えるとかは一切せず、それどころか故金日成の実写真まで登場させる肝っ玉の太さ. 製作関係者が拉致されてサメの餌にならないことを祈りつつ、『ダイ・アナザー・デイ』よりも直球なところになぜか好印象を持ってしまいました. その他にも『パール・ハーバー』はクソだ! という歌でベン・○フレックには演技の勉強が必要だとか、マット・デイモンの「まっと・でいもん」にも大爆笑でした. しかも『パール・ハーバー』に出演しているアレック・ボールドウィンがこの映画の関係者はよっぽど嫌いなんでしょうね. けちょんけちょんにケナしているところが凄いです. これは『エリザベスタウン』を超えてましたよ~. そしてDVDになっても18禁になっている一番の理由はやはりあのベッドシーンでしょうね. 先日発表された映画史に残るベッドシーンでもちゃっかり10位にランクインされていただけあってか、人形なのにやたらリアルでアクロバティックな動き・・・もう、これには笑うしか仕方ないって感じでしたね. いや~参った参ったです 日本では決して作れないであろうこのブラックさ. 自由の名のもとに他国を侵略する大統領もいればそんな悪将をけなす映画監督もいるというアメリカの歪んだ自由主義を、自由は無料ではないと謳いながら描くその映画魂・・・最高です! 深夜らじお@の映画館 は同じ人形劇なら「ひょっこりひょうたん島」も好きです. と、いうことで、今週はドッキングもありましたね. 今国際宇宙ステーションには2人の日本人が行っています. ぼくら子どものころは信じられなかったな. (※しかし相変わらず野口さんの 毎日の写真 いいよな. ) 事業仕訳の関係で、宇宙開発予算が ガッチリ削られ ました. いたし方ないことではあると思う. 理想や未来よりも、パンが大事な時もある. それでもやっぱり、宇宙ステーションに2人も(もちろんnasajaxaも狙ってやっているんだろうけれども)送りだしている日本のような技術大国の責務は、 日経新聞社説 に言われるまでもなく、腹が減っても 米百俵 であり、未来の種モミを食ってしまうだけではいかんと思うのだ. ※このじいちゃんやられちゃうんだよな(「 北斗の拳 」より). 6月に、2003年に打ち上げられた人工衛星はやぶさ 」が地球に帰還します. 7年かけて、小惑星ITOKAWAから物質サンプルを持ち帰ることを目的としています. この「はやぶさ」. 何度もぶっこわれて、何度も通信が途絶えて、「さすがにもうだめかも! 」を繰り返しつつ、しかしそのたびに奇跡の( 計算された )復活を遂げて 地球周回2万キロ軌道 に入りました. その過程を描いた以下動画. これは熱すぎる出来だ! (1分過ぎからトラブル続出) 真田△(さなださんかっけー)! 「 こんなこともあろうかと! 」これはトリハダだなー何度見ても. ※しかも先日発表されたjaxaの 再突入計画書 がめちゃくちゃカッコいいので、これは企画書サンプルとして保存しちゃってください! ムダがない! ------------------------------- 人間の共通の幸福感について考えることがあります. それって「達成感」であり、その達成感を得るための「未来を見据えた努力の過程そのもの」ではないか. サンプルの有無ではない、事業仕訳なんかでは全然ない. 今苦しくても、未来を考え、挑戦し続ける過程が宇宙開発事業であって、人生であり、人類のあゆみそのもの ではないのか. 幸せの為に生きるのではなく、未来を見据え、困難を乗り越え生きることそのものが、幸福であると私は考えます. はやぶさにはサンプルが積まれていると信じますし、これからの日本の、宇宙開発事業の未来も、私は信じたいと思います. 「ケッ そんなところに まいたって みのるわけねえだろ」 「みのるさ…. 下に あの老人が 眠っている. HD Ver.』記念で『MHP 3rd』