業者会合後、落札率98%に急上昇 北陸新

北陸新幹線の線路の雪を溶かす設備の設置工事をめぐる談合事件で、入札に参加を希望する複数の業者が2011年秋に東京都内で会合を開き、受注業者や落札価格を調整していたことが関係者の話でわかった. 会合の前に実施された5件の入札は、落札率(落札価格の上限に対する落札額の割合)の平均が85%だったが、会合後の8件は、同98%に急上昇していた. 談合の疑いがあるのは、15年春に開業が予定されている北陸新幹線の長野―金沢間(228キロ)の融雪設備工事. 独立行政法人「鉄道・運輸機構」が11年3月~12年11月に13件に分けて発注. 条件付き一般競争入札により、各業者が6億~32億円で落札した. 業者による会合がもたれたのは、5件目の入札が実施された後の11年9月. 東京都内の中華料理店が舞台となった. 業界大手数社の担当者から各社に呼びかけがあり、ある業者の担当者は上司に「参加してもいいか」と相談. 上司は「ばれないようにうまくやれ」と答えて送り出したという. 財務省は10日、昨年12月末の外貨準備高を発表した. 11月末より85億3700万ドル(約9千億円)減り、1兆2668億1500万ドル(約133兆円)だった. ?ナイキ エアジョーダン1 外貨準備の多くを占める米国債の価格が下がった(金利は上がった)ため、2カ月続けて減った.