洋鯨亭 第9回】洋ゲーや海外コミックとの

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、2月22日に発売するBD+DVD『ファイアボール チャーミング』において、限定版『ちくわぶボックス』に同梱されるビジュアルブック"IMONI"の情報を公開した. このビジュアルブック"IMONI"は、約80ページにわたり『ファイアボール チャーミング』のストーリー解説や、設定画、採録台本をまとめたもの. 初めて明かされる全13話のストーリー解説や設定画のページには、キャラクター・メカニカルデザインを担当した『機動戦士ガンダム00』などで知られるメカデザイナー柳瀬敬之さんによるラフスケッチがふんだんに掲載されている. 「なぜ前作と主人公のデザインが違うのか? 」「前作とのストーリーのつながりは? 」という、作品の謎を紐解くこともできる内容になっている. 各話のストーリー解説や、設定画などがふんだんに掲載されている. ファン必携の1冊だ. また、全13話の採録台本には、本作の魅力でもあるキャラクターたちの言葉の掛け合いのすべてが掲載されており、いつでも物語を楽しめる. 限定版『ちくわぶボックス』には、この他ツークツヴァンクのプルバックカー3体セットや、サントラCDが付属する. コーエーテクモゲームスは、PS3用ソフト『真・三國無双6』について、本日3月24日に新たなダウンロードコンテンツ(DLC)の配信を開始した. 今回のDLCは、延期していた"BGM追加セット1"を含む3つのコンテンツ. そのうち武器追加セット"戦戈(せんか)"については、3月24日~4月30日の売上金を東北地方太平洋沖地震の被災地義援金として寄付することが 決まっている. なお、DLC配信に合わせてタイトルアップデートも行われている. アップデートはゲーム起動時に自動で行われる. 【3月24日配信『真・三國無双6DLC内容】 ●BGM追加セット1 (無料)... クロニクルモード、サウンドテストに『真・三國無双5』のBGM4曲が追加される. ●BGM追加セット2 (無料)... クロニクルモード、サウンドテストに『真・三國無双5』と『真・三國無双4』のBGMが2曲ずつ追加される. ●武器追加セット"戦戈" (有料: 100円・税込)... 新しい武器アクションとして、武器系統に"戦戈"が追加される. インストール直後に持ち物へ追加される戦戈は1つだが、武器屋で作製する、またはクロニクルモードに追加されるシナリオ"武器追加セット「戦戈」"をクリアすると、より強力な戦戈を獲得できる. こちらがDLC武器の戦戈を使っている画面. 寄付にもなるので、ゲームをプレイしている人は使ってみよう. なお本作では引き続き、キャラクターのコスチュームやBGM、新武器や新ステージで戦えるシナリオなど、無料ないし有料のDLCが配信されていくという. まずはお詫びから. 先週、今週と更新が遅れてすみませんでした. 担当編集者が多忙で更新作業ができなかったという次第です. なんか忙しいらしいですよ、電撃オンライン編集部. 通常の作業でも手一杯みたいなのに、ハードゲーマーコーナーの週刊連載を2つもやっちゃって大丈夫なの? 大丈夫なの? ... と、いらぬ心配は置いておきまして、まずはロゴの解説です. 先週、先々週と、読者様より送っていただいたロゴを紹介いたしました. この2作品はしばらくページごとに交互に表示させていただきますね. 1ページ目の女性キャラクターが入った華やかなロゴは、ペンネーム・堀田ぬかさん、2ページ目のシックで渋いロゴはペンネーム・kenさんの作品です. 作風の違った素敵なタイトルロゴをお楽しみください. それでは本題に参りましょう. 海外ゲームとのタイアップが目立つようになってきた!? 4月7日に都内で行われたPSPメタルギア ソリッド ピースウォーカー(以下、MGS PW)』の完成披露会. 核抑止論をテーマにしたシナリオ、CO-OPインや基地であるマザーベースの拡張といった新システムについての小島秀夫監督のプレゼンとともに、メディアに大きく取り上げられたのが、本作とさまざまな商品・メディアとのコラボレーションでした. 中でもカプコンの人気ACT『モンスターハンターポータブル 2nd G』とのコラボは誰も予想できなかった内容だったためか、反響も大きかったですね. そんな中、私が注目したのは、人気ステルスACT『アサシンクリード II』とのコラボでした( 詳細はこちら ). 『アサシンクリード』はPS3版の『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』でもコラボをしていましたね. 『4』では、公開されたパスワードを入力すると、スネークが『アサシンクリード』の主人公・アルタイルの衣装を着られるという企画でした( 詳細はこちら ). 『MGS PW』のコラボは、フィールド上にワラが置いてある場所では、高い場所からイーグルダイブができるというものです. イーグルダイブは『アサシンクリード』でおなじみの飛び込み落下で、腕を水平に開いて、まさにイーグルのように降下していく姿が印象的です. 『MGS』では『大乱闘スマッシュブラザーズX』にスネークが参戦しましたし、『3』では『サルゲッチュ』のキャラと競演していたので、個人的にはコラボレーションに積極的なタイトルという印象があります. 『MGS』以外にも、最近洋ゲータイトルとのコラボが発表されたタイトルがあります. それは、 前回 も紹介したカプコンのTPS『ロスト プラネット 2』. こちらのXbox 360版はプレイヤーのコスチュームとして『ギアーズ オブ ウォー』の主人公・マーカスとドムが使えます( 詳細はこちら ). こういった日本のゲームキャラと海外キャラの共演は、結構昔から行われていましたね. 古くはカプコンの『エックスメン VS. ストリートファイター』や『マーヴル VS. カプコン』などの格闘ゲームシリーズでもコラボが行われています. 他社で言うなら、バンダイナムコゲームスの『ソウルキャリバー』が積極的です. Xbox版『II』でアメコミの『スポーン』が、PSP版の『ブロークンデスティニー』では『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスが、そして『IV』では『スターウォーズ』のダースベイダーやヨーダがゲストキャラとして登場しました. 他にもテクモXbox 360版『DEAD OR ALIVE 4』ではマイクロソフトの世界的大ヒットFPS『Halo』のスパルタン兵(SPARTAN-458)が登場するといったコラボもありましたね. 海外のゲームやコミックとのコラボレーションを行う理由は、海外で販売する際にファンに注目してもらえるからに他なりません. つまり話題作りです. もちろん、国内ファン向けのサービスでもあります. 洋ゲーは日本のゲームほどキャラクターを前面に出していない作品が多いので、キャラクターとして際立った登場人物が少ない印象です. 登場人物が多いRPGはもとより、登場人物が決して多くないSTGからも人気キャラクターが何人も生まれてくるのは日本のゲームならではだと思います. ただ、前述の洋ゲーキャラクターをはじめ『トゥームレイダー』シリーズのララ・クロフトとか、『ラチェット&クランク』のコンビなど、日本でも知名度のある洋ゲーキャラクターは増えてきているので、こういった和洋のコラボレーション企画はどんどんやってほしいと個人的には思っています. ところで、和洋の一番豪華なタイアップ作品はなんでしょうかね. UGG ブーツ オーストラリア 国内メーカー同士のタイアップであれば『MGS PW』もそうですし、『NAMCO×CAPCOM』とか、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』、『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』(『デビル メイ クライ』のダンテ参戦)などのように豪華な例はたくさんありますが、海外キャラクターとのコラボでいうと、スクウェア・エニックスの『キングダム ハーツ』シリーズに落ち着くんでしょうか. なにしろディズニーと『FF』ですもんね. さて、今回こんな記事を書いている中で『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』が発表されました. イメージデモの映像を観た限りでは、MT Frameworkをエンジンに使っていることがわかった他、おなじみのキャラクターに加えて、PS3/Xbox 360バイオハザード5』のクリスやアメコミの『アイアンマン』の参戦が確認できました. 久しぶりの『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズということで、こちらも楽しみです. →次ページでは、いつものアレ. (2ページ目へ).